「ブラックデュアルトリートメント(ブラトリ)」は、白髪を染めながら※トリートメントできる優れものです。※表面の着色による
うるうるのツヤ髪になる美容液のようなシャンプーとして有名なエメリルの白髪ケアトリートメントマスクということで、SNSでも注目を集めています。
ブラトリの基本の使い方は、次の通りです。
- シャンプーをして、しっかりタオルドライする
- 手で気になる部分を中心に髪にブラトリを塗る
- 髪に色を定着させる(時間の目安は最短で3分)
- 洗面器に溜めたお湯でぬめりを取ってから、しっかりすすぐ
- ドライヤーで髪を乾かす
このように、ブラトリは手軽に使える白髪ケア用トリートメントですが、最短3分で白髪が染まるように設計されているといっても、できるだけ使う頻度は少ない方が楽ですよね。
そこでこの記事では、ブラドリの効果を長持ちさせるおすすめの使い方について詳しく説明します。
家庭にあるものを使えばいいので事前に何かを準備する必要もなく、簡単にできる方法なので、これからブラトリを使おうと考えている方は要チェックです。
ブラトリの使い方と使用頻度は?
ブラドリの基本の使い方については最初に説明した通りですが、より詳しく、注意点やポイントに沿っておさらいしていきましょう。
後始末を楽にする下準備
ブラトリの染料で汚れてしまった場所は水や洗剤で落とすことはできますが、あらかじめ、お風呂場や洗面台など、使う場所を水でぬらしておくと汚れ防止になります。
手についても、すぐに洗えば取れるので手袋はしなくても構いませんが、爪の間に入ったり、手がカサカサ乾燥している部分には、染料が入り込んで意外と取れにくいこともあります。
お肌が弱い方は使い捨てのビニール手袋を使った方が安心ですし、また、後片付けの手間を考えると手袋を使った方が断然楽です。
手袋を使うと、細かい部分を塗るのが難しいこともあるので、使い古しや使い捨てのコーム(くし)を準備するのもおすすめです。(詳しい使い方は後述します)
1)髪を洗ってしっかりタオルドライ
まずシャンプーをして髪の毛の汚れを落とします。このあとブラトリを使うので、仕上げのリンスやトリートメントなどは使わないでくださいね。
髪に水分が多く残っていると染料が垂れてきてしまい、色移りの原因になってしまうので、水気をしっかり取るようにタオルドライすることが大切になります。
髪になじみやすいよう乾かし過ぎない程度に、髪を絞っても水が出てこないくらいがちょうどいいです。
2)手で気になる部分を中心に髪に塗る
髪を前頭部、頭頂部(つむじ)、側頭部、後頭部など、いくつかのブロックごとに分けて、ブラトリを手で髪全体に塗っていきます。
先に、特に白髪が気になる部分を優先的に塗っておくことで、なじむ時間が長くなり、ムラなくキレイに染めることができます。
3)時間を置いて髪に色を定着させる
髪全体に塗り終わったら、いろんな方向から髪をかき分けてブラトリをなじませます。
色ムラを防いで、髪に色をより定着しやすくするために時間を置きます。
ブラトリは3分でも染まるのが特長ですが、3分はあくまでも最短としての目安の時間です。
染まりやすさには髪質や髪の量など個人差がありますので、普段からカラーが染まりにくい人は、少し長めに15分くらい置くなど、様子を見ながら調整するといいですね。
長い髪の方は、ヘアクリップでくるっとしてまとめておくと、肩などが汚れにくいです。
4)洗面器に溜めたお湯でぬめりを取ってから、しっかりすすぐ
すすぎに入る前に、洗面器にお湯を溜め、少しずつ髪につけてモミモミと髪にお湯をもみこむようにぬめりを取っていきます。
この工程を踏むことで、すすぎやすくなって色の定着が良くなり、また、染料が飛び散ってお風呂場を汚してしまうのを防げます。
5)ドライヤーで乾かす
髪をタオルドライしてしっかり水気を取ってから、ドライヤーを使って内側の髪まで丁寧に髪を乾かします。
ドライヤーの熱でキューティクルを整えることで、染料の色が髪にしっかり閉じ込められることで色の定着が望めますし、しっかり乾かすことで色移り防止にもなります。
また後ほど詳しく説明しますが、ブラトリに含まれる「エルカラクトン」という成分はドライヤーの熱に反応するので、この働きを十分に発揮するためにも大事な工程になります。
「染まらない」「色が落ちる」という失敗の原因にもなりますので、自然乾燥するのは避けてくださいね。
おすすめの使用頻度
白髪ケアトリートメントは薬剤を使うタイプと違い、1回でしっかりと染まるというよりは、続けて使うことで効果を持続させることができるものです。
ブラトリの正式な使用頻度は公式サイトにも載っていませんが、できるだけ使い始めは毎日使うことをおすすめします。
自分で髪の染まり具合を確認しながら、染まってきたら2~3日に1回使うなど、使用頻度を少しづつ減らしてくのが上手な使い方です。
髪の量や長さ、太さや細さにもよりますが、1か月で1本を使い切るのを目安に使っていくといいです。
長持ちさせるブラトリの効果的な使い方
基本的なブラトリの使い方についてご説明しましたが、1回の効果をじっくり長持ちさせるための使い方をご紹介します。
コスパが気になる方や、頻繁に使うのはちょっと面倒…と感じる方も、効果を長持ちさせれば使用頻度を減らすことにもつながりますよ。
使う量をじゅうぶんに
適量は髪の長さやボリュームなどによって違いますが、必要な量をたっぷり使うことが大切です。
もったいないからと言って使う量をケチってしまうと、色ムラになったり、しっかりキレイに染まらない原因になってしまいます。
コームを使ってなじませる
手を使って簡単に染められるのがブラトリの良いところではありますが、細かく隅々までキレイに染めるためには、ちょっとひと手間かける必要があります。
コーム(クシ)を使って、前から後ろ、左右、後ろから前、ななめなど、あらゆる方向からコーミングすると、よりバランスよく髪全体になじませることができますよ。
手間や時間はかかってしまいますが、生え際までしっかりと髪全体に塗りこむことができるので、色の長持ちにつながります。
部分的に使う
髪の根元の部分だけ白髪が目立ったり、そんなに全体に白髪は生えていないけどなぜか白髪が生えやすい部分があったりしますよね。
そんな時は部分的に使うのもおすすめです。
白髪を染めるといっても、トリートメントタイプは髪の表面の色をコーティングするだけなので、黒髪の部分に関してはほぼ見た目が変わりません。
髪全体に使うのではなく、白髪が気になる部分だけピンポイントに使えば、使う量そのものを抑えられるので経済的に使うことができます。
時間を置くときにラップをする
少し裏ワザ的な使い方になりますが、髪に塗ってから時間を置くときに、ラップで髪全体をくるんで待つと、染まり具合がアップすることが期待できます。
頭にラップを巻くことで保温状態になり、より高い色の定着が期待できるため、色持ちも良くなります。
ご家庭にある普通のラップで簡単にできますので、ぜひ試してみてください。
ブラトリの成分とはたらき
ブラトリの特徴として
- 待ち時間が短いのに、熱でしっかりと白髪を染めることができる
- 2層式でトリートメント効果もばっちり
- パサパサ白髪もツヤツヤでうるおいのある髪になる
という点が挙げられます。
白髪を染めることと髪の補修を同時に叶えられる、ブラトリの成分とはたらきについてまとめました。
ナノ化された成分が時短を実現
一般的に含まれる染料は分子が大きく、髪に成分が入りにくいため、染め上がるまでにかかる時間も40~50分と長時間になってしまい、髪へのダメージも大きいです。
一方、ブラトリの染料は、独自の処方でとても分子が小さくなっています。小さくなっているということは、それだけ狭い隙間にも入りやすい、という理屈です。
髪のキューティクルの狭い隙間でも、細かい分子になった染料が素早く入り込むことで、染め時間が最短3分という驚きのスピードを実現するとともに、髪へのダメージも最小限に抑えることができます。
熱で色を定着させる「エルカラクトン」
キューティクルに染料が素早く入り込んだところに、閉じ込める役割をするのが「エルカラクトン」です。
エルカラクトンは、ドライヤーの熱に反応してキューティクルを閉じてケアするので、結果的に染料が髪の内側にキュッと閉じ込められます。
キューティクルが開いた状態のままだと、せっかく入り込んだ染料が落ちてしまうので、色移りや色持ちが悪くなる原因になってしまいます。
ツヤツヤ髪のためにはもちろんですが、実は色持ちのためにも、開いてしまったキューティクルを閉じることが大事なんですね。
髪にも地肌にもやさしい
カラーバリエーションは2つカラーは、ブラックとブラウンの2色。お好みで自分の髪により近い色を選ぶことで、自然な色合いを再現できます。
香りも優しく、黒真珠やヘナといった美しい黒髪へとサポートするボタニカルな成分が91.2%と高配合で、ナチュラルに染め上げます。
カシスフローラルの香りで、独特のツンとした香りもありません。髪と地肌、両方のことを考えられた処方で、以下の成分は不使用です。
- ジアミン
- 鉱物油
- 紫外線吸収剤
- 硫黄系界面活性剤
- キレート剤
- タルク
- パラベン
- アルカリ剤
- 合成着色料
まとめ
ブラトリの基本の使い方は、
- シャンプーだけして、しっかりタオルドライする
- 手で気になる部分を中心に髪に塗る
- 髪に色を定着させる(時間の目安は最短で3分)
- 洗面器に溜めたお湯でぬめりを取ってから、しっかりすすぐ
- ドライヤーで髪を乾かす
といった手順になっています。
長持ちにつながる、より効果的に使うポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- 必要な量をたっぷり使う
- コームやラップなど、家にあるアイテムも上手に併用する
- 時間をやや長めに置く(染まりにくさによっては15分ほど置いてもOK)
時短も魅力ですが、使い心地の良さやキツさの無いフローラルな香り、ツヤツヤな仕上がりも好評です。
パサパサ白髪が気になっても、サロンに行かずに自宅でいつでもうるツヤ黒髪に♪
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